読み終わった。
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1巻、2巻、3巻と全部異なる楽しみ方ができて良い。双子、三人称、信頼できない語り手、と主観の揺さぶり方がうまく、それによって再読したくなるギミックが随所に仕掛けられていた。ポーランドのナチスドイツ占領下からソ連による「解放」までの、重く退廃的な雰囲気がいいスパイスになっている。
ただ、Twitterで書いたような印象にも引っ張られてしまった。
悪童日記3巻まで読み終わったけど、2巻の途中からMother3の元ネタだというのがわかってしまい、糸井重里はどういう気分でこれを読んでMother3作ったんだということばかり気になって、自分の感想というよりMother3を生むに至る糸井重里の感想の感想という感じになってしまった
— 現場の声 (@mizchi) 2017年3月14日
3巻は「第三の嘘」のこと。まあ、リュカとクラウスという名前以外は、ほとんど関係ないんだけど…