修正: 意識高い系に食い物にされる学生プログラマ

追記2 Sun Nov 23 2014 17:12:29 GMT+0900 (JST)

書いた時点でいくつか事実誤認があったようで、このまま変に拡散するよりも本文を取り消させていただきます。情報が非常に限られた状態での思い込みで記事を書いてしまい、ご迷惑おかけしました。指摘してくださったはてブの皆様ありがとうございます。

今現在、この件についてなんらかの意見を持ってはいません。変に消すと誤解を生むので、記事自体は残しておきます。

追記1 Sun Nov 23 2014 15:28:27 GMT+0900 (JST)

全然追ってなかったけどブコメ2chの書き込みの件把握しました


自分も多少そうだったんだけど、政治とか意識高い系の学生団体とかがウヨウヨしてるキャンパスにプログラム多少書ける人間として通ったりしていると、君すごいね~とおだてられてああいうことに巻き込まれる確率高くなるんだけど、多少なりとも表舞台に立ったtehu君は、SFCにいる時点でそういう連中が接触してくるには十分すぎる理由があって、なので彼は積極的に相手の胡散臭さを見抜くスキルを身に付ける必要があったのに、それに失敗したのが彼の敗因と言える。で、今回はそういう餌食になった人間がWeb上で可視化されたケースだと捉えることができる。

こういう言い方はよくないけど、学生をおだてて安い労働力として使おうとする学生団体とかNPOとか、十中八九口先だけのゴミなんだから、毅然とした態度で追い返す必要がある。もしかしたら彼みたいな「できる」人間はノブレス・オブリージュな精神を叩きこまれていて、政治的活動に参加することである種の義務を果たそうと思っていた可能性はある。が、相手がそれに見合うだけのものを持っているか、判断しないといけない。今回は、残念でしたねというしかない。

今彼が謝って炎上している内容は自分には少し理解できて、結局、小4には難しい高度な技術を使ってしまったことが露見する原因になったので、自分の「技術面での見積りの失敗」に対する謝罪の念はある。が、実際企画立案については青木なんとかが悪いと思っている。そう思いたくなるのは仕方がないが、周りはそう思ってくれない。関わる人間を選べなかったtehuくん自身に罪がある。

高い技術力と高い政治的視野が同居する人間、今のところ自分は日本で見たことがないし、海外でもアーロン・シュワルツとか一部でしか見られないんだから(彼も自殺してしまったが)、自分がそうであろうとするのは、悪いことじゃないけど、個人が思っているよりだいぶ難しい。

とはいえ、この件で彼は技術者として「まっとうなものを作れる」という価値を証明したので、彼自身の技術者としての価値はなんら揺らいではいないわけで、再起はできるけど、ジャンルは選ばないとならない立場にあると思う。

こういう例もあるので。

インタビュー - なぜミログは解散に至ったのか、城口代表に聞く:ITpro

そういう、少しでも意識が高い学生を食いものにしようとする学生団体、NPOに対する憎しみでこの記事を書いている。