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まどマギ叛逆感想ネタバレあり

今日今より「みた側の人類」として帰宅した。Node学園からそのまま歩いて見に行った。

ネタバレ注意。見た人がへーっていいながら読む用。

僕自身は無茶苦茶まどまぎに熱狂しているわけではなく、かといって興味が無いわけではない。作品としては面白いが、キャラに思い入れはない。その点は冷めてる。

Twitterで思わせぶりなツイッターでネタバレコメントに振り回されるのが嫌だったのが、今日さっさと見に行った主な動機ではある。

で、あんまり感想を書くのが得意ではない自分がなにかを語りたくなる熱量を持っている。なのでそこらへんよしなに解釈してください。

前半。世界の真実に気づくまで

前半は Chross Channel や Fate/Hollow Atraxia と全く同じだったという感想。完成された理想の世界。都合のいい解釈。 映像的には、本編でやるチャンスがなかったであろうテンプレ的な「魔法少女」の映像化をやれて、かつ本編との違和感を強調する。で、視聴者はこの作品には悲劇を期待していて、その違和感をふくらませて、その通り望みが叶い世界は崩壊する。やったぜ。

ぬるま湯に違和感を感じ、真実と向き合うことを選ぶ。その真実は残酷だが、視聴者にとって覚悟していた展開だとは思う。ほむらの魔女デザインは秀逸だった。

本編の立ち位置に応じて、真実を知りつつ演じている人間と、知らない人間がいる。この仕組は見事だった。叙述ミステリとして見事に成立している。 そして、人間の姿のまま魔女の力を行使するのは演出的に熱い。美味しい。

後半。愛ゆえの裏切りと堕天

おそらく、「まどかとほむらと少女たち」で一つの神話体系を作りたいのだと思う。世界の仕組みと化したまどかとそのまどかの献身を、まどかを愛するがゆえに受け入れられないほむら。

ほむらは愛ゆえにまどかの作った仕組みの一部を破壊した。そこに至る心情はおそらく意図的に本編で省かれているけど、なんとなく想像はできる。

無償の愛を表現したまどかと、愛に見返りを求めてしまったほむら、その構図は、おそらく旧約聖書をなぞったものだと思う。知恵の実を奪ったイヴ、もしくはサタンの堕天をモチーフにしていて、それが愛ゆえに行われるのも原典通り。

あんまりこういうこというとエセ批評だとか衒学的だとか言われそうだけど、普通に教養があったら自然に誘導される気がする。

これからの展開

まどかが作り上げた魔法少女が救済される世界に、あえて悪として君臨するほむらが、魔法少女という軸にドンパチできるという、商業的には美味しい展開になった。スピンオフたくさんできるね。やったね。

最近コンテンツをこういう風に穿った味方してしまってよくない…